「施術を受けた日はすごくラクになるのに、2週間もするとまた肩が重い」——そんなふうに感じたことはありませんか。清須市・名古屋市西区・北名古屋市・あま市からお越しくださる30〜40代の女性から、いちばん多くいただくお声です。
お仕事、家事、育児。自分のことはいつも後回しで、体がゆるむタイミングがないまま次の朝を迎えている方が本当に多いなと感じます。整体師のはるかです。施術をしていると、肩や腰よりも先に「おなかがかたい」方がとても多いことに気づきます。今日はその“おなか”と、不調が戻ってきてしまう理由のつながりについてお話しさせてください。
ゆるめても戻るのは、体が「がんばりモード」のままだから
肩や腰の筋肉がかたくなる背景には、姿勢や使い方のクセだけでなく、自律神経のはたらきが関わっています。自律神経には、活動するときの交感神経と、休むときの副交感神経があります。忙しさや緊張が続くと交感神経が優位なままになり、体は「いつでも動ける状態」をキープしようとして筋肉をゆるめてくれません。
つまり、外側からいくらほぐしても、内側が休めていないと元のかたさに戻りやすいのです。このあたりは整体に行っても戻る人の共通点や、肩こりが治らない理由の記事でも詳しくお話ししています。あわせて読んでいただくと、体の中で起きていることがイメージしやすいと思います。
腸と自律神経は、おたがいに影響しあっている
腸は「第二の脳」と呼ばれる場所
腸にはとても多くの神経が集まっていて、「第二の脳」と呼ばれることもあります。そして腸の動きは、休息モードである副交感神経がはたらいているときに活発になります。逆にいうと、腸がしっかり動いている状態は、体が安心してゆるめているサインでもあるのです。
緊張するとおなかが痛くなる、忙しい時期に便通が乱れる。こうした経験がある方は、すでに腸と神経のつながりを体で感じているということ。だからこそ、おなかを労わることが自律神経を整えるサポートにつながっていきます。
おなかがかたいと、呼吸が浅くなる
もうひとつ大切なのが呼吸です。深い呼吸をするには、おなかの奥にある横隔膜がしっかり上下する必要があります。ところが内臓のまわりが緊張していると横隔膜が動きづらく、呼吸が浅くなります。すると首や肩の筋肉で息を吸うようになり、肩こりや背中の張りにつながってしまうのです。
当院でおなかにやさしく触れる施術を大切にしているのは、この巡りと呼吸のためです。どんなことをするのか気になる方は腸もみの効果と受け方をのぞいてみてください。「くすぐったくないですか?」とよく聞かれますが、力任せではなく、じんわり体温を伝えるような触り方なので、うとうとされる方も多いんですよ。
今日から始められる、やさしい腸活3つ
1.朝の白湯と、よく噛むこと
起きてすぐの白湯は、眠っていた消化のはたらきをやさしく起こしてくれます。あわせて「ひと口を数回多く噛む」だけでも腸の負担はぐっと変わります。完璧な食事より、続けられる小さな習慣のほうが体は喜びます。
2.おなかを温めて、手でふれる
冷えは巡りの大敵。腹巻きや湯たんぽでおへそのまわりを温め、時計まわりに手のひらでゆっくりなでてみてください。「今日もがんばってくれてありがとう」と声をかけるくらいの気持ちで十分です。
3.寝る前の3分おなか呼吸
布団の中で両手をおなかに置き、鼻から吸っておなかをふくらませ、口から長く吐く。これを3分。眠りの質が変わってくると、朝の重さも少しずつ違ってきます。疲れが抜けない背景については「疲れやすい」のは年齢のせいじゃないでもお話ししています。
まとめ
- 体が緊張モードのままだと、ほぐしてもかたさが戻りやすい
- 腸の動きは休息モード(副交感神経)と深く関わっている
- おなかがかたいと横隔膜が動きにくく、呼吸が浅くなって肩や首に負担がかかる
- 白湯・よく噛む・温める・なでる・おなか呼吸で、内側からのケアをサポートできる
- 整体でのケアと腸活を組み合わせると、整った状態が保ちやすくなる
肩や腰だけでなく、おなかから体を整えていくと「なんとなく元気」が戻ってくる方がたくさんいらっしゃいます。焦らなくて大丈夫です。まずはひとつだけ、今夜からやってみませんか。
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